日用品や食品はネット通販で買うようになったが、お酒だけは近所のスーパーで買っている。そんな人は少なくないようだ。重くてかさばるお酒こそ配送が便利そうに思えるが、送料が気になったり、飲んだことのない銘柄を画面だけで選ぶのをためらったりする人もいるかもしれない。
シナブルが、お酒を週に1回以上購入し、飲酒習慣がある20~60代の男女1,024人に行った調査では、自宅で飲むお酒の購入場所は「スーパーマーケット」が80.9%で最も多かった。ネット通販でお酒を買うハードルの1位は「送料がかかる」の31.1%。毎日の家飲みの買い方を見直したい人にとって参考になるだろう。
よく買うお酒、すべての年代で1位は「ビール類」
よく購入するお酒の種類を年代別に聞いたところ、すべての年代で「ビール類(ビール、発泡酒、新ジャンルなど)」が1位、「チューハイ・サワー」が2位だった。ビール類は20代で71.4%、30代で85.4%、40代で94.8%、50代で94.2%、60代で91.9%と、30代以上では8割を超えた。
3位は年代によって分かれ、20代(33.3%)と60代(39.4%)は「焼酎(芋、麦など)」、30代(44.8%)と40代(42.6%)は「ハイボール」、50代(36.0%)は「ワイン(赤、白、スパークリングなど)」だった。
銘柄の決め方、ビール類は「大体決まっているがたまに変える」52.1%
自宅で飲むお酒の銘柄(ブランド)の決め方をお酒の種類別に聞いたところ、ビール類は「いつも同じ銘柄を買う」が30.1%、「大体決まっているがたまに変える」が52.1%だった。チューハイ・サワーも「いつも同じ銘柄を買う」16.7%、「大体決まっているがたまに変える」41.0%と、決まった銘柄を中心に選ぶ人が多かった。
一方、「あまり決めておらず、その場の気分で新しい銘柄も選ぶ」は、ワインで35.1%、日本酒で30.0%と、ビール類の15.9%より高かった。
売り場で迷ったときは「いつもの定番」56.0%
お酒売り場で迷ったときは「いつもの定番」を選ぶという回答が56.0%と半数を超えた。
店舗で自分用のお酒を選ぶ際の決め手は、30代以上では「飲み慣れているブランド・定番感」と「価格・コストパフォーマンス」が上位を占めた。20代では「店員のおすすめ・アドバイス」が最も多かった。3位は、30代・40代が「パッケージ・缶・ラベルのデザイン」、50代・60代が「アルコール度数」と分かれた。
店頭でこれまで買ったことがない新しいお酒を思わず購入した(またはする可能性がある)きっかけは、「季節・数量限定」が43.2%で1位、「パッケージ(見た目)に惹かれたから」が29.2%で2位だった。
ネット通販のハードル、1位は「送料がかかる」31.1%
オンラインショップでお酒を購入することのハードルを聞いたところ、「送料がかかる」が31.1%で最も多く、「実物を見て選べない」29.7%、「味が好みに合うか不安」25.3%、「試飲できない」18.8%、「届くまでに時間がかかる」17.1%が続いた。
オンラインショップでお酒を探している途中で購入をやめた理由も、「送料が高かった」が23.9%で最多。次いで「好みに合うかわからず不安になった」14.8%、「商品数が多く、探すのに疲れた」12.9%だった。
ネットで参考になる情報は「味わい・香りの詳細な特徴」が約4割
オンラインショップでお酒を選ぶ際に参考になる情報は、「味わい・香りの詳細な特徴(甘口・辛口、フルーティーなど)」が39.6%で最も多く、「人気・売れ筋商品のランキング情報」28.6%、「お得なキャンペーン・セール情報」28.1%が続いた。
同じオンラインショップをリピートしたいと思うときを年代別に見ると、20代は「タイムリーな案内やクーポン」「お酒タイプ診断」などを重視し、50〜60代は「ポイント還元・送料無料」「サイトの使いやすさ」を重視する傾向があった。
普段のお酒の買い方を振り返ってみる
自宅のお酒は8割超がスーパーで購入しており、売り場で迷ったときも「いつもの定番」を選ぶ人が多かった。ネット通販では、送料や味がわからないことがハードルになっているようだ。いつも買っているお酒は、どこで、何を決め手に選んでいるだろうか。次に買うときは、送料や味の説明も含めて、店頭とネットを一度比べてみてもいいかもしれない。
調査概要:「酒類の購買行動と実店舗・オンラインの比較」に関する調査 調査期間:2026年8月26日(水)~2026年8月27日(木) 調査方法:PRIZMAによるインターネット調査 調査人数:1,024人 調査対象:調査回答時にお酒を週に1回以上購入し、飲酒習慣がある20~60代の男女と回答したモニター 調査元:シナブル モニター提供元:サクリサ


