2026年7月から9月にかけて多くの外食・カフェチェーンが値上げを発表しています。すき家は7月8日から、牛丼並盛を450円から480円に値上げ。モスバーガーは7月15日から、モスバーガーが470円から500円など多くのメニューの値上げを実施しました。

このように、多くの外食企業が相次いで価格改定を行っています。そしてこれまで主要メニューの価格をほぼ据え置いてきたサイゼリヤも、9月以降の価格改定を検討していると報じられました。

徐々に外食は遠い存在になりつつあるのかもしれません。外食の値上げが続くと、利用する回数を減らすことが真っ先に思い浮かびます。しかし、忙しい日や夏休み中など、お料理をする時間もなく、外食やデリバリーに頼りたい場面もあるでしょう。そこで、外食を一切やめるのではなく、割引やクーポン、テイクアウトなどを上手に活用し、費用を抑えることが大切です。

今回は、「食費を抑えながら、上手にラクする外食・デリバリーの使い方」と、「おうちで外食気分を味わうアイデア」を紹介します。

お得にラクする!外食・デリバリー活用術

「今日はもう料理をしたくない!」そんな時は、あらかじめお得なサービスを知って活用することで、外食やデリバリーの費用負担を減らすことができます。夏休み期間中に各社が実施しているキャンペーンや、意外と知られていない割引制度をフル活用しましょう。

①ファミレス・チェーン店の「キッズメニュー割引」を狙う

多くのファミリーレストランや牛丼・回転寿司チェーンでは、夏休み期間中(特に7月下旬~8月)に「キッズメニュー半額」や「お子様ランチ○円均一」といった子育て応援キャンペーンを実施しています。例えば、吉野家では7月16日~9月3日まで、小学生以下限定の「こども元気割」を実施し、しゃぶしゃぶ温野菜では、食べ放題コースを対象に、平日は7月21日~8月27日(8月10~14日を除く)に20%OFF、土日祝は7月25日~8月23日(8月8~16日を除く)に10%OFFとなるキャンペーンを実施しています。いずれも2名以上、割引前の飲食代金が税込5,500円以上などの条件があります。また、食べ放題では小学生半額、小学生未満無料の年齢割も設けられています。

よく行く飲食店などの公式アプリをダウンロードして登録しておくと、会員限定の割引クーポンが届くことがあるので要チェックです。また、特定の曜日に小学生以下の子どもの食事が無料・割引になる店舗もあるため、平日のランチタイムなどに狙いを定めて利用すると、外食費を大幅に抑えることができます。

②デリバリーサービスは「1品無料」や「クーポン」をフル活用

Uber Eatsや出前館、menu(メニュー)、ロケットナウ、宅配ピザなどのフードデリバリーサービスでは、夏休みや猛暑の時期に合わせて割引イベントなどが開催されます。同じ店舗でも利用するサービスによって、割引率や特典は異なることがほとんどです。比較してよりお得な業者で注文をするとよいでしょう。

例えば、「1つ頼むと1つ無料(Buy 1, Get 1 Free)」対象メニューや、複数人分をまとめて注文し、高額割引(例:3,000円以上で1,000円OFFなど)が狙い目です。

③テイクアウト(持ち帰り)限定割引で「配達料・手数料」をカット

暑い日のデリバリーは便利ですが、どうしても商品自体の価格に送料が上乗せされていたり、配達手数料や少額注文手数料がかかったりすることも。少し動く元気があるなら、「デリバリーアプリを使ってテイクアウト注文する」、あるいは「店舗の持ち帰り限定特典を利用する」のがおすすめです。ピザチェーンの「持ち帰り半額」はもちろん、ファミレスや定食屋でも「テイクアウトなら10%OFF」といったキャンペーンを行っていることがあります。

④デリバリー・テイクアウトの軽減税率も忘れずに

消費税率の違いとして、飲食店側がテーブルや椅子などの飲食設備を提供し、その場で利用客に食事をさせるサービスは「外食」とみなされ、標準税率の10%が適用されますが、客の指定場所へ単に料理を届けるデリバリーや、店側が商品を梱包して客が持ち帰るテイクアウトは、単なる「飲食料品の譲渡」となるため、デリバリーやテイクアウトの飲食料品には、原則として軽減税率の8%が適用されます。ただし、店内飲食と税込価格が同じ場合や、配達料・サービス料がかかる場合もあるため、最終的な支払額が必ず安くなるとは限りませんが、ポイントの一つとして覚えておくといいかもしれません。

最近では対象店舗の店頭価格と同価格、配送料・サービス料0円をうたうロケットナウなどのデリバリーサービスも登場しているので、配送料も含めてどちらがお得か考えるとよいでしょう。

注意点としては、テイクアウトやデリバリーでも、酒類の消費税は10%のままです。デリバリーであっても、「ケータリング」や「出張料理」は外食の扱いとなり10%になります。また、料理そのものは8%でも、商品代金とは別に請求される「配達料」や「サービス料」には、原則として10%が課税されます。

おうちで外食気分を味わうアイデア

いくらクーポンが使えるからと言って、外食の回数が増えるとお財布に厳しい出費になります。そこで子どもと一緒に外食気分が楽しめる、おうちレストランもおすすめです。

①おうちで「お祭りフードコート」を開店!

夏祭りやフェスの食事は料金もさることながら熱中症などのリスクもあります。しかし、家の中でその雰囲気を再現すればお子さんのテンションもMAXに! 演出のコツとしては、百円ショップで売っている「焼きそば用のパック」や「フランクフルト用の木串」「紙コップ」に料理を盛り付けるだけ。これだけで、いつもの焼きそばや唐揚げが、一気に「屋台の味」に早変わりします。メニュー案としては、焼きそば、フランクフルト、フライドポテト、冷やしきゅうり。いずれも簡単な調理・盛り付けで用意できるため、調理負担はほとんどありません。片付けもゴミを捨てるだけなので、洗い物が減るという隠れたメリットもあります。

②「お子様ランチ・バイキング」スタイルでイベント感を楽しむ

大皿に料理を盛って出すのではなく、あえて仕切りのあるプレート(ランチ皿)に少しずつ盛り付けてお子様ランチのようにすると洗い物も減って一石二鳥。また、お友達などが集まった日のごはんは、大皿料理をいくつか並べてバイキング形式で、お皿に子どもが好きなだけ盛るのもイベント感があって楽しいですね。他にも手巻き寿司で、好きな具材を巻いて食べるという単純な作業でも、子どもたちのテンションが上がりやすくおすすめです。具材は玉子やきゅうり、納豆、ツナ・マヨ、コーン、カニカマ、ハム、ソーセージ、漬物といった冷蔵庫にありそうなものでOKです。

メリハリをつけて楽しくお得にラクをしましょう

週に1回日曜日は「お得なクーポンを使ったデリバリーや外食」で親の休日を作り、週に2~3回は、おうちで「お祭り風の演出や、簡単再現レシピ」でイベントのように楽しむ。他の日は下味冷凍などで手間を省いてやりくりするといった、メリハリのある出費と食事作りで、楽しくお得な夏休みを過ごしてはいかがでしょうか。

※キャンペーンの内容や対象店舗は変更される場合があります。利用前に各社の公式サイトやアプリで最新情報をご確認ください。