欲しい新機種があっても、値段を見て買い替えを先送りしている人もいるかもしれない。

2026年9月9日に、Apple初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」の発売が発表された。価格は256GBモデルで36万4,800円(税込)からで、同時に発表されたiPhone 18 Pro(21万9,800円から)より14万円以上高い。

通信メディア「オールコネクトマガジン」を運営するALL CONNECTが全国の男女493名に聞いた調査では、発表を知っている人は93.3%に上る一方、「購入したい」は30.2%だった。自分がスマホにいくらまで出せるか考えるにあたって参考になるだろう。

今のスマホの購入価格、8割以上が15万円未満

回答者が現在メインで使っているスマートフォンは、「iPhone」が69.2%、「Android(通常型)」が30.4%、「Android(折りたたみ型)」が0.4%だった。

今のスマホの購入価格(本体代)は、「10〜15万円」が32.5%で最も多く、「5〜10万円」27.0%、「5万円未満」22.1%が続いた。15万円未満が8割以上を占め、「20万円以上」は4.5%だった。36万4,800円からのiPhone Duoは、多くの人にとって今のスマホの2倍以上の価格にあたる。

発表について知っている人は93.3%、「購入したい」は30.2%

iPhone Duoの発表について聞くと、「名前は知っている」が71.4%、「詳しく知っている」が21.9%で、「知らなかった」は6.7%だった。

購入意向は、「購入したくない」が69.8%。「やや購入したい」27.8%と「ぜひ購入したい」2.4%を合わせた30.2%(149名)が「購入したい」と答えた。

買いたい理由は「大画面で動画やゲームを楽しみたい」49.7%

購入したい149名に理由を聞くと(複数回答)、「大画面で動画やゲームを楽しみたい」が49.7%で最も多かった。次いで「Apple初の折りたたみだから」38.9%、「iPhoneのまま大画面を使いたい(Androidに替えたくない)」34.2%、「仕事や作業の効率を上げたい」33.6%だった。

買わない理由は「価格が高すぎる」77.9%

購入したくない344名に理由を聞くと(複数回答)、「価格が高すぎる」が77.9%、「折りたたみの必要性を感じない」が62.2%と、この2つが突出していた。「耐久性や画面の折り目が心配」は42.2%だった。「Face IDがない」(2.6%)や「望遠カメラがない」(1.7%)といった仕様面の理由はわずかだった(iPhone Duoは指紋認証のTouch IDを搭載し、望遠はメインカメラの光学品質2倍ズームで対応している)。

買いたい人の55.7%が「値下がりや中古を待つ」

購入したい149名に購入したい時期を聞くと、「値下がりや中古を待つ」が55.7%で最多だった。「来年以降」の30.9%と合わせると、86.6%がすぐには買わないと答えている。「発売後すぐ(予約開始日に予約)」は4.0%で、回答者全体(493名)で見ると約1.2%だった。

36万4,800円からの価格、「高い」は計90.5%

フルタイムで働く人の平均賃金が月額約34万円であり(※)、iPhone Duoの価格がこれを上回ることを示したうえで、価格の受け止め方について質問。「高すぎて手が出ない」が64.9%、「高いと感じる」が25.6%で、合わせて90.5%が「高い」と答えた。「やや高いが納得できる」8.3%と「価格に見合う価値があると思う」1.2%を合わせても9.5%だった。

※厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査の概況では、一般労働者の賃金は男女計340.6千円(賞与・残業代などを除く)

月収を上回る価格のスマホを買うことについては、「スマホにその金額をかけるのは考えられない」35.5%と「自分は購入しない」32.0%を合わせて67.5%が否定的だった。一方で、「特別な理由があれば購入してよい」21.7%と「価値があれば購入してよい」10.8%を合わせた32.5%は、条件付きで認めている。

検討できる価格帯は「10〜15万円」30.4%が最多

iPhone Duoをいくらなら検討できるかを聞くと、「価格に関わらず買わない」が31.6%で、価格帯では「10〜15万円」が30.4%で最も多かった。「15〜20万円」の20.9%と合わせると、51.3%が「20万円未満なら」と答えている。実際の価格に近い「30〜35万円」と「36万円以上でも検討する」は、合わせて1.6%(8名)だった。

今のスマホの購入価格別に見ると、「15〜20万円」のスマホを使っている人(69名)は44.9%が「購入したい」と答え、全体の30.2%を約15ポイント上回った。「5万円未満」の人(109名)は24.8%だった。

買うときの支払い方法は「分割払い」28.4%が最多

iPhone Duoを買うとしたらどう支払うかを聞くと、「分割払い(24回など)」が28.4%で最も多く、「一括払い」24.3%、「中古・値下がり後に買う」23.5%が続いた。分割払いに「キャリアの端末購入プログラム(2年後に返却)」14.4%と「下取りと組み合わせる」9.3%を合わせると52.1%で、半数以上が分割払いや下取りなどを利用する買い方を考えている。

魅力は「7.6インチの大画面」56.0%、不安は「価格」78.5%

iPhone Duoの魅力を聞くと(複数回答)、「7.6インチの大画面」が56.0%で最も多く、2位の「バッテリーの持ち」31.4%の約1.8倍だった。一方で「特になし」も18.9%あった。

不安・気になる点では(複数回答)、「価格」が78.5%、「画面の折り目・耐久性」が69.0%と、この2つが突出していた。「重さ(254g)」30.4%、「修理費用」29.6%が続いた。

1年以内の買い替えで選ぶスマホ、iPhone Duoは9.1%

1年以内に買い替えるなら選ぶスマホは、「その他のiPhone」24.7%、「今のスマホを使い続ける」23.9%、「iPhone 18 Pro・Pro Max」21.5%がほぼ並んだ。iPhone Duoを選んだのは9.1%、「Androidの折りたたみスマホ」は2.0%だった。

購入したくない344名に限って見ると、「今のスマホを使い続ける」が29.1%、通常のiPhone(「その他のiPhone」27.3%と「iPhone 18 Pro・Pro Max」19.5%)が46.8%だった。「Androidの折りたたみスマホ」を選んだのは1.5%(5名)にとどまった。

次のスマホにいくらまで出せるかを考えてみる

iPhone Duoの発表を知っている人は9割を超えたが、「購入したい」は約3割で、9割が価格を「高い」と感じていた。買いたい人も、多くは値下がりや中古を待つと答えている。次の買い替えの前に、今のスマホをいくらで買ったのか、毎月いくら払っているのかを確かめてみると、自分にとって無理のない価格の目安が見えてくるかもしれない。

【調査概要】 調査名:新型 iPhone Duo(折りたたみiPhone)に関するアンケート 調査対象:全国の男女493名(回答内容に不備のあったものを除く) 回答者の内訳:男性203名・女性290名/10代4名・20代75名・30代172名・40代157名・50代64名・60代以上21名 調査時期:2026年10月 調査方法:クラウドワークスによるインターネット調査 調査主体:オールコネクトマガジン編集部

出典:オールコネクトマガジン「新型 iPhone Duo(折りたたみiPhone)に関するアンケート」(n=493・2026年10月実施)