身近な人から「株を始めた」という話を聞いたり、生活費や老後のお金をどう用意するかを考えたりする場面が増えたと感じる人もいるかもしれない。実際にどのくらいの人が株式投資をしているのかは気になるところだ。

オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」を運営するトレジャープロモートは、全国の20代〜70代1万人を対象にした調査の結果を公表した。株式投資に取り組む人は29.6%で、2年連続で上昇。取り組む人の約5人に1人は「株式投資そのものが面白く楽しい」を理由に挙げた。これから投資を考える人にとっても、周りの人の取り組み方を知る手がかりになりそうだ。

株式投資に取り組む人は3人に1人

「あなたは株式投資に取り組んでいますか?」という質問に「はい」と答えた人は29.6%(10,000人中2,958人)で、20代〜70代のおおむね3人に1人にあたる。

株の学校ドットコムが例年行っている同様の調査では、2024年が28.0%、2025年が28.9%で、2026年の29.6%まで2年連続で増加している。

最も割合が低い50代でも26.7%が株式投資に取り組む

年代別に見ると、株式投資に取り組む人の割合が最も高かったのは70代で、次いで60代(31.4%)、30代(29.7%)だった。最も低かったのは50代(26.7%)で、20代(27.7%)、40代(27.9%)を下回った。

いずれの年代でも、株式投資に取り組む人の割合は25%を超えている。

取り組む理由は「生活に使えるお金を増やすため」が50.1%で最多

株式投資に取り組んでいる人に理由を聞いたところ(複数回答)、最も多かったのは「生活に使えるお金を増やすため」で50.1%。選択肢の中で唯一、過半数に達した。次いで「人生100年時代を見すえた老後資金を準備するため」が39.0%、「趣味や旅行などやりたいことに使うお金を増やすため」が33.6%だった。

その次に多かったのは「株式投資そのものが面白く楽しいため」で19.1%。約5人に1人が、お金を増やすこと以外の理由も挙げていた。そのほか、「経済について学ぶため」13.6%、「子どもや孫の養育資金を増やすため」10.9%、「FIRE(経済的自立による早期リタイア)を達成するため」10.2%、「住宅の購入・リフォーム、車の購入資金を得るため」10.0%が続いた。

株を「学びたい」は70.9%、20代では「お金を払って学ぶ」も43.6%

株式投資に取り組んでいる人に「株式投資について積極的に学びたいと思いますか?」と聞くと、有料・無料を問わず何らかの形で「学びたい」と答えた人は70.9%だった。

専門のセミナーやスクール、書籍・教材など「お金を払って学ぶ」を選んだ人は、全体で21.8%。年代別では20代が43.6%と最も高く、30代31.9%、40代25.7%、50代19.7%、60代8.3%、70代10.5%だった。

自分のお金の使い道と、学び方を振り返ってみる

株式投資に取り組む人は20代〜70代の約3割で、目的は生活費や老後資金のほか、「楽しいから」という人もいた。取り組む人の7割超は、さらに学びたいと考えているようだ。すでに投資をしている人も、これから考える人も、まずは自分がお金を何に使いたいのか、どんな方法で知識を得たいのかを一度書き出してみると、次の一歩を考えやすくなるかもしれない。

【調査概要】 - 内容:株式投資の取り組み実態調査2026 - 対象:全国の20代〜70代 - 人数:10,000人(男性4,980人、女性5,020人) - 期間:2026年8月17日〜2026年8月23日 - 方法:インターネット調査 - 主体:株式会社トレジャープロモート