食料品の値上がりが続き、レジで支払うたびに負担を感じる人もいるようだ。そんななか、食料品の消費税の引き下げがニュースで取り上げられ、「税率が下がったら何が変わるのか」と気になっている人もいるだろう。ただ、浮いた分を何に使うかまで考えている人は、まだ多くないかもしれない。
インテージが15~79歳の男女3,052人に行った調査は、食料品の消費税が8%から1%に下がった場合を想定して、買い物の変化や浮いたお金の使い道を聞いたもの。使い道では「貯蓄」が25.7%で最も多く、「投資」も10.4%で3位に入った。ほかの人の使い道は、自分の家計を見直すヒントになりそうだ。
買い物の変化、「減税でも特に買い方は変えない」49.7%
減税による買い物行動の変化を聞いたところ、「減税でも特に買い方は変えない」に「あてはまる」と答えた人が49.7%で最も多かった。次いで「減税直前は買い控える」32.6%、「意識することなく生活費として支出してしまう」28.4%、「減税後にまとめ買いする」25.8%が続いた。
「プチ贅沢をする」は22.2%、「買い控えていたものを買う」は21.5%、「品質の良いものをこれまでよりも多く買う」は19.5%だった。
減税後の食卓、「あともう1品とついで買いが増える」11.3%
買い物や食卓の変化をさらに詳しく聞くと、「あともう1品とついで買いが増える」が11.3%、「デザート・スイーツを食べる機会が増える」が10.0%、「日持ちする乾物・缶詰等まとめ買いや備蓄が増える」が9.5%、「果物を食べる機会が増える」が9.1%だった。
「ちょっといいお米や食材を買う」「家で食べる機会が増える」はいずれも7.2%、「品数が増える」は6.8%だった。男女別では、デザート・スイーツや果物を挙げた割合は女性のほうが高かった。
浮いたお金の使い道、「貯蓄」25.7%が最多
減税で浮く7%分のお金の使い道を聞いたところ、「貯蓄」が25.7%で最も多かった。「旅行・ドライブ・レジャー」が15.1%、「投資」が10.4%で続き、「健康」9.3%、「趣味活動(ライブ・映画鑑賞など)」8.4%、「日用品」7.6%となった。
男女別では、「貯蓄」は男女ともに1位で、女性のほうが割合が高かった。「投資」は男性のほうが高かった。
浮いたお金の行き先を、先に決めておく
食料品の消費減税で浮いたお金の使い道は「貯蓄」が最も多く、「投資」も3位に入った。一方で、旅行やレジャー、デザートや果物など、暮らしを少し楽しくする使い道を挙げた人もいた。浮いた分は、意識しないと生活費にまぎれてしまうこともありそうだ。まずは毎月の食費がいくらかかっているかを確かめ、浮いた分を「ためる」「楽しむ」のどちらに回すかを検討してみてはどうだろうか。
インテージのネットリサーチによる自主調査データ 調査地域:日本全国 対象者条件:15~79歳の男女 標本抽出方法:インテージの「マイティモニター」より抽出しアンケート配信 標本サイズ:n=3052 ※国勢調査にもとづき性別・年代・地域を母集団構成に合わせて回収 調査実施時期:2026年8月28日~9月1日


