好きな人物や作品、チームなどを応援する「推し活」は、ライブやイベントへの参加、配信視聴など楽しみ方が幅広く、使うお金や時間にも個人差がある。仕事や家事など日々の予定と両立しながら楽しむ40代女性にとっては、推し活にどこまで費用や時間をかけるか、家族やパートナーにどう共有するかも身近なテーマだ。

GLAMが現在推し活をしている40~49歳の女性300人を調査したところ、年間10万円以上使う人は17.7%。「楽しいが、ときどき『使いすぎかもしれない』と感じる」が32.7%、「迷いはない。自分にとって必要な出費・時間だと思っている」が31.7%となり、推し活への意識が分かれることがうかがえた。

推し活に年間10万円以上使う人は17.7%、5万円未満は68.3%

この1年間に推し活へ使った金額では、「1万円未満」が29.0%で最多だった。「1万円~3万円未満」23.0%、「3万円~5万円未満」16.3%と続き、年間5万円未満は計68.3%となっている。 一方、年間10万円以上を使ったという回答も合計17.7%あった。

推しのために経験したことでは、「ライブ・コンサート・舞台に行く」が53.7%で最多だった。「現地には行かず、配信・テレビ・SNSで楽しんでいる」も36.0%に上る。 「遠征(宿泊をともなう移動)をしたことがある」と「海外まで遠征したことがある」のいずれかを選んだ人は21.7%となっており、現地へ足を運ぶ人から自宅で楽しむ人まで、推し活のスタイルには幅がみられる。

「使いすぎかもしれない」32.7%、年間10万円以上では49.1%

推し活にお金や時間を使うことへの気持ちでは、「楽しいが、ときどき『使いすぎかもしれない』と感じる」が32.7%で最多だった。 一方、「迷いはない。自分にとって必要な出費・時間だと思っている」が31.7%、「使う金額や時間をあらかじめ決めていて、その範囲で楽しんでいる」が30.7%で、上位3項目は拮抗している。

年間支出額別では、10万円以上使う人の49.1%が「使いすぎかもしれない」と回答。10万円未満の人では29.1%だった。 反対に、「使う金額や時間をあらかじめ決め、その範囲で楽しんでいる」は10万円以上の人では15.1%、10万円未満では34.0%となっている。

29.7%が服・ファッションへの出費を調整

推し活のために意識的に減らしたり我慢したりしているものでは、「特に減らしているものはない」が37.3%で最も多かった。 減らしているものでは、「自分の服・ファッションへの出費」29.7%、「外食・カフェ代」27.0%、「美容・コスメへの出費」20.7%が上位となった。「睡眠時間・自分の休息時間」を挙げた人も10.3%いた。

年間10万円以上使う人では、「外食・カフェ代」を減らしている割合が39.6%、「美容・コスメへの出費」が30.2%だった。10万円未満の人では、それぞれ24.3%、18.6%となっている。

家族・パートナーに「オープンに話す」は52.2%

一緒に暮らす家族やパートナーがいる293人に推し活についてどの程度話しているかを聞いたところ、52.2%が「オープンに話していて、理解もされている」と回答した。 「聞かれたら答える程度で、詳しくは話していない」は24.9%、「話してはいるが、あまり理解はされていない」は11.9%だった。 一方、「使っている金額や熱量は伏せて、ぼかして話している」は6.1%、「家族には一切話していない(隠している)」は4.8%。合わせて10.9%が金額や熱量を伏せている、または推し活について話していなかった。

73.7%が「日々の生活のはりあい・楽しみ」を実感

推し活によって得られていると感じるものでは、「日々の生活のはりあい・楽しみ」が73.7%で最多だった。 次いで「ストレス発散・気持ちの切り替え」が55.7%、「仕事や家事をがんばるための原動力」が46.3%、「自分のためだけの時間」が33.7%となっている。

推し活に使う金額や時間は人によって大きく異なる。楽しみを続けるためにも、自分が年間でどの程度使っているのか、ほかの支出や休息時間とのバランスはどうかを振り返り、必要に応じて予算や使う時間の目安を考えてみてはいかがだろうか。

出典:GLAM