終活の一環として、自分の葬儀の準備について考えたことがあるか尋ねたところ、「考えたことはない」が52.3%で最多となった。「漠然と気になってはいるが、じっくり考えたことはない」は25.0%で、合わせて77.3%が具体的な検討には至っていなかった。
一方、「考えたことはあるが、まだ準備はしていない」は17.7%、「すでに具体的に準備を進めている」は5.0%だった。
半数が葬儀の形式や費用を「決めておきたい」
生前に自分の葬儀の形式や費用を決めておきたいか尋ねると、「できれば決めておきたい」が37.0%、「ぜひ決めておきたい」が13.0%となり、合わせて50.0%が前向きな意向を示した。
「決めておきたい」と回答した人からは、「子どもたちに負担をかけたくない」「遺族に方向性を示すのが大事だと思う」といった、残される家族への負担を意識した声が寄せられた。
一方、「決めておきたいとは思わない」とした人からは、「遺された人が自分の納得のできる形で見送ってほしい」「まだ自分事としてとらえにくい」などの意見が挙がった。
葬儀準備の不安、最多は「家族への負担」
葬儀の準備を考える際に不安を感じる点を複数回答で尋ねたところ、「家族に金銭的・精神的な負担をかけてしまう」が35.3%で最も多かった。
次いで「費用の相場が分からない」が34.3%、「希望する葬儀の形式が実現できるか分からない」が24.3%、「想定より費用が高額になりそう」と「何から手をつければよいか分からない」がそれぞれ24.0%、「葬儀社の選び方が分からない」が16.7%と続いた。
葬儀・終活の相談サービス、利用経験は9.6%
自分や家族の葬儀について、葬儀社や終活の相談サービスを利用した経験を尋ねると、「利用したことがない」が90.3%を占めた。
一方、「相談サービスを利用して、契約・準備まで行った」は5.3%、「相談サービスを利用したことがある」は4.3%で、利用経験者は合わせて9.6%だった。
実際に利用した人からは、「相場がわかった」「初めての葬儀だったので、手順がわからなかったのを教えてもらって助かった」「段取りなどが分かりやすかった」といった声が寄せられた。
NEXER Groupと村田葬儀社による調査より。調査日時は2026年7月16~23日、全国の50歳以上の男女300人を対象にインターネットで実施された。



