美容や肌のために「やめたほうがいい」「続けたほうがいい」と分かっていても、仕事や家事、育児で疲れていると、毎日のケアを続けるのは難しいこともある。寝る前についスマートフォンを見続けたり、メイクを落とさず寝てしまったり、ドライヤーを途中でやめたりと、身近な行動が習慣化している人もいるだろう。
家がほしいが20代以上の女性500人を対象に実施した調査では、家でついやってしまう美容に悪い習慣や、やめられない理由、家での美容習慣で面倒に感じることを尋ねた。日々の美容ケアでは、知識だけでなく「手間」や「疲れ」も行動を左右していることがうかがえる。
家でついやってしまう美容に悪い習慣、1位は「寝る前にスマホを見る」29.6%
家でついやってしまう美容に悪い習慣を聞いたところ、1位は「寝る前にスマホを見る」で29.6%だった。
2位は「紫外線対策を怠る」19.6%、3位は「メイクを落とさずに寝る」16.2%、4位は「スキンケアが雑」14.4%。以下、「夜遅くに食べる」9.2%、「お菓子を食べ過ぎる」8.4%、「髪をちゃんと乾かさない」8.0%と続いた。
調査では、「やらないほうがいいのにやってしまう行動」だけでなく、「やったほうがいいと分かっていてもできない行動」も挙げられている。
「寝る前にスマホを見る」と答えた人からは、スマホを見続けて夜更かしし、睡眠時間が短くなっているという声があった。「紫外線対策を怠る」では、近所への買い物やベランダ、ごみ捨てなど短時間の外出では対策をしないという回答が寄せられた。
「メイクを落とさずに寝る」では、仕事などで疲れて寝落ちしてしまうケース、「髪をちゃんと乾かさない」では、スマホや子どもの世話、ドライヤーの暑さなどが理由として挙がった。
悪い習慣をやめられない理由、「面倒」が25.4%
美容に悪いと知りながら習慣をやめられない理由では、「面倒な気持ちが勝つ」が25.4%で最多だった。「疲れて気力が湧かない」が22.8%で続き、上位2項目で半数近くを占めた。
3位以下は「無意識にしている」14.6%、「欲望に負ける」12.4%、「ストレスを発散したい」9.6%、「時間がない」6.4%、「少しくらい大丈夫だと思う」5.8%となった。
「面倒な気持ちが勝つ」とした人からは、外出しない日や人に会わない日はケアを省きたくなるという声があった。「疲れて気力が湧かない」では、仕事や家事、育児を終えたあとに美容へ時間を使う余力がないとする回答もみられた。
また、「無意識にしている」では寝る前のスマートフォン、「欲望に負ける」「ストレスを発散したい」では、菓子や夜食、動画やSNSなどを挙げる人がいた。
家で一番面倒な美容習慣は「ヘアケア」36.0%
家での美容習慣で一番面倒なことは、「ヘアケア」が36.0%で1位だった。2位は「スキンケア」33.2%、3位「運動」25.2%、4位「食事の管理」12.0%、5位「入浴」5.0%だった。
ヘアケアでは、とくにドライヤーを負担に感じるという意見が多かった。髪が長い、量が多いと乾かすのに時間がかかるほか、夏はドライヤーの熱を負担に感じるという声もある。
スキンケアでは、化粧水や美容液、乳液、クリームなど複数の工程を毎日続けることを面倒に感じる人がいた。運動や食事の管理についても、実際に行う時間だけでなく、準備やメニューを考える手間が負担として挙げられている。
入浴については、入浴そのものに加えて、髪や体を洗い、入浴後にスキンケアやドライヤーをするまでを含めて負担と感じる回答がみられた。
専門家は「頑張らない工夫」を紹介
調査結果について、YY代表取締役の諏訪義久氏は、疲れている日にすべてのケアを完璧に行うことの難しさに触れ、負担を減らして続けやすくする工夫を紹介している。
具体例として、就寝時にはスマートフォンをベッドから離れた場所で充電することや、メイクを落としやすい環境を用意すること、休日の紫外線対策を簡単な方法で行うことなどを挙げた。
美容習慣は何をしたほうがいいかを分かっていても、疲れや時間、手間によって後回しになることがある。今回の調査では、とくに「面倒」「疲れて気力が湧かない」といった理由が目立った。日々のケアが負担になっていると感じる場合は、まず自分がどの工程を面倒に感じているのか、普段の習慣から振り返ってみるのも一つの方法だ。
調査対象:20代以上の女性 調査日:2026年7月3日 調査機関:自社調査 調査方法:インターネットアンケート 有効回答数:500人 回答者の年代:20代 19.6%/30代 38.6%/40代 28.8%/50代以上 13.0%


