共働きの家庭では、平日の夕食づくりにかけられる時間は限られる。惣菜を買ったり、合わせ調味料や電子レンジに頼ったりする日もあるだろう。ただ、品数が少ない食卓を前に、手を抜いたようで気が引けるという人もいるかもしれない。

Mizkan(ミツカン)は、同居する配偶者・パートナーがいる共働き世帯の20代~40代の男女1,000名を対象に調査を行った。週4日以上自分で食事を作る「作る側」500名と、週2日以上同居家族が作った食事を食べる「食べる側」500名に分けて、それぞれの意識を聞いている。

作る側の後ろめたさ、「品数が少ないとき」39.0%

作る側に、“手間を減らす工夫や手段”に後ろめたさを感じることがあるかを聞くと、「品数が少ないとき」が39.0%、「購入してきた惣菜で済ませたとき」が30.4%、「合わせ調味料だけで味付けを完成させたとき」が21.8%、「電子レンジだけで済ませたとき」が20.2%だった。

食べる側に、同居のパートナーや家族が用意した“手間を減らしたごはん”への満足度を聞くと、「合わせ調味料(時短調味料)を使って作ってくれたとき」は66.6%、「電子レンジだけで作ってくれたとき」と「市販の惣菜を購入して用意してくれたとき」はともに60.6%が「満足」と答えた。「不満」はいずれの項目も5%台以下だった。

品数については、作る側の39.0%が「品数が少ないとき」に後ろめたさを感じる一方、食べる側では「全体の量は十分だが、品数が少ないとき」に52.4%が「満足」、42.2%が「どちらともいえない」と答え、「不満」は5.4%だった。

作る側の「本当はもっとこうしたい」、「時短で作りたい」53.2%

作る側に、食事を作るときに「本当はもっとこうしたい」と思うことを聞くと(最大3つまで選択)、「時短で作りたい」が53.2%で最も多く、「栄養バランスを考えたい」が48.0%、「品数を多く出したい」が29.4%で続いた。

食べる側が重視すること、「おいしいこと」66.2%

食べる側に、家で食べるごはんで重視することを聞くと、「おいしいこと」が66.2%で最も多く、「家族やパートナーと一緒に食卓を囲めること」が35.2%、「量が十分にあること」が31.8%だった。「手間や時間がかかっていそうなこと」は9.4%、「盛り付けや彩りがきれいなこと」は3.2%だった。

料理の負担、「献立・メニューを考えること」69.2%が最多

作る側に、料理のどのタイミングに負担を感じるかを聞くと、「作り始めるまで(食材の用意・献立検討など)」が63.6%で最も多かった。「作り始めてから作り終わるまで(食材を切る、焼くなど)」は47.8%、「作り終わった後(洗い物・掃除など)」は45.0%だった。

個別の工程で「負担に感じる」割合は、「献立・メニューを考えること」が69.2%で最も高く、「食卓やキッチンを片付けること」が64.6%、「食べる人の好みや栄養バランスを考えること」が64.0%、「食器や調理器具を洗うこと」が62.2%と続いた。

「今日は何がいい?」を一度聞いてみる

作る側は品数の少なさや惣菜に後ろめたさを感じることがある一方、食べる側は手間を減らしたごはんにも約6割が満足していた。食べる側が重視するのは「おいしいこと」で、作る側がいちばん負担に感じていたのは献立を考えることだった。作る人と食べる人で、食べたいものや手を抜いてもいいところを一度話してみると、献立を決める負担が少し軽くなるかもしれない。

調査名:ミツカン「作るときと食べるときの意識・実態調査」 調査対象:同居する配偶者・パートナーがいる共働き世帯の男女20代~40代 1,000名 [作る側(週4日以上、自身で食事を作る人)500名/食べる側(週2日以上、同居家族が作った食事を食べる人)500名、男性500名/女性500名、子供有り600名/子供無し400名] ※「作る側」「食べる側」は調査上の区分であり、家庭内での役割分担を示すものではありません。 調査時期:2026年9月 調査方法:インターネット調査 調査主体:Mizkan