ネット通販では「〇円以上の購入で送料無料」という条件をよく見かける。送料を払うくらいなら、その分で何か買い足したほうが得だと感じる人もいるようだ。ただ、買い足した商品の代金が送料より高ければ、支払う合計額はそのぶん増える。日用品や食品をネットでまとめて買う人にとっては、毎月の出費にかかわる身近な判断だ。
創作品モールあるるを運営するシステムリサーチは、全国の20~60歳のネット通販利用者400名を対象に調査を行った。送料無料の条件を満たすために予定外の商品を追加した経験に加え、そのときに選ぶ商品や、追加する商品が見つからないときの行動も聞いている。
送料無料のための追加購入、「よくある」「ときどきある」合わせて58.3%
送料無料の条件を満たすために、予定していなかった商品を追加で購入したことがあるか尋ねたところ、「よくある」が14.0%、「ときどきある」が44.3%で、合わせて58.3%が追加購入した経験があると回答した。一方、「あまりない」は25.8%、「ない」は16.0%だった。
追加する商品、1位は「いずれ必要になる商品」56.7%
送料無料のために予定外の商品を追加購入した経験がある人に、どのような商品を選ぶことが多いか尋ねたところ(複数回答)、「いずれ必要になる商品」が56.7%で最も多かった。
次いで「送料無料までの不足額に近い商品」が44.2%、「以前から気になっていた商品」と「普段使っている商品」がともに41.2%、「価格の安い商品」が37.3%と続いた。「サイトでおすすめされた商品」は3.0%、「特にこだわらず選ぶ」は0.9%だった。
追加商品が見つからないとき、「ほかの商品を探す」39.1%
追加購入の経験がある人に、送料無料にするための追加商品が見つからない場合にどうすることが多いか尋ねたところ、「送料無料にするため、ほかの商品を探す」が39.1%で最も多かった。
次いで「一旦カートに入れて、後で考える」が22.8%、「送料を払って購入する」が20.2%、「別のショップで同じ・似た商品を探す」が9.9%、「購入をやめる」が8.2%だった。送料を払って購入する人よりも、送料無料にするために別の商品を探す人のほうが多かった。
「あと〇円」の表示を見たら、合計額も確かめる
送料無料のために予定外の商品を追加した経験がある人は6割近くにのぼり、追加する商品は「いずれ必要になる商品」が最も多かった。次に「あと〇円で送料無料」と表示されたら、足そうとしている商品をいつ使うのか、送料を払った場合と比べて合計額がいくら変わるのかを一度見てみる。それだけでも、買い足すかどうかを決めやすくなるかもしれない。
調査対象:全国の20~60歳のネット通販利用者 調査期間:2026年9月7日 調査方法:インターネットアンケート調査 有効回答数:400名 ※構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります


