家庭の防災「できていない」が74%

クロス・マーケティングの調査によると、災害に対する家庭内の備えについて『できている計』は26%にとどまり、『できていない計』は74%を占めた。

特に20~40代では「全くできていない」とする割合が3割台となり、家庭での防災対策が十分に進んでいない状況がうかがえる。

実施している「物の備え」では、「懐中電灯やランタン」「乾電池」「非常食・保存食・ペットボトルの水」がそれぞれ3割台となった。

自宅近くの避難場所「わからない」が63%

自宅近くの避難場所については、「どこにあるのかわからない」と回答した人が63%で最も多かった。

避難場所までの移動時間を把握している人は34%にとどまり、昨年と同様の結果となった。

地震保険に加入している人は30%

火災保険・地震保険の加入状況では、「火災保険とセットの地震保険に加入している」が30%、「火災保険のみ加入している」が23%だった。

年代が高いほど保険の加入率は高く、60~70代では「火災保険とセットの地震保険に加入」が4割台となった。

避難訓練は69%が「必要」、実際の参加率は低水準

避難訓練について「必要だと思う」と回答した割合は、「とてもそう思う」と「ややそう思う」を合わせて69%だった。年代を問わず、避難訓練の必要性を感じている人が多い結果となった。

一方、直近1年間に避難訓練へ参加した割合は、地域の訓練が11%、勤務先と学校はいずれも26%にとどまった。

必要性を感じる人が約7割に上る一方で、実際に訓練へ参加している人は少なく、防災への意識と行動には差があることが分かる。

調査は2026年7月15~17日、全国47都道府県の20~79歳の男女を対象にインターネットで実施し、3,000人から回答を得た。なお、調査は令和8年熊本地震の発生前に実施された。