災害時に携帯が使えないと82.6%が「不安」
「災害時、携帯電話が使えない状態だった場合、どのくらい不安に感じますか」と尋ねたところ、「非常に不安」が65.2%、「少し不安」が17.4%だった。合わせると82.6%、436人が不安を感じている。
過去に携帯電話が使えなかった時期の台風や大雨については、「公衆電話にたどり着けず通報や緊急連絡ができなかった」「停電時にインターネットから情報を得られず、状況を把握できなかった」といった声も寄せられた。
59.3%が経済的理由で防災用品の準備を断念
通信だけでなく、防災用品の準備にも経済的な事情が影響している。
「非常食や防災グッズを用意しなければと思ったものの、経済的な理由で断念したことがある」と答えた人は59.3%、313人にのぼった。
防災というと、水や食料、懐中電灯などの備蓄が思い浮かぶが、災害情報を受け取るための通信環境も重要になる。日々の生活費に余裕がない場合、その双方を備えることが難しくなるケースがあるようだ。
携帯電話がないことで就職活動に影響した人も
調査では、携帯電話を持てないことと就労の関係についても尋ねている。
「携帯電話(連絡先)がないことが原因で、アルバイトや派遣などの仕事へ応募した際、面接を断られたり、不採用になったりした経験」について、「何度もある」と答えた人が103人、「数回ある」が147人で、合わせて250人だった。
一方、携帯電話を使えるようになったことで、「バイトや職探しがスムーズになった」「社会で生きていく上で皆と同じ立ち位置になれた」といった声も寄せられている。
携帯電話は日常のコミュニケーション手段であるだけでなく、災害時の情報収集や就職活動など、生活を支える基盤の一つになっている。経済的な事情から通信手段を失うことが、防災や就労といった別の問題にもつながり得る実態がうかがえる。
調査は2026年7月13~17日、携帯電話を持てなかった、または止まっていた時期がある528人を対象に実施された。
「誰でもスマホ リサーチセンター」調べ


