将来の家計不安、最多は「自身の老後資金の不足」
将来の家計負担について尋ねたところ、最も多かった不安は「自身の老後資金の不足」で61.5%。「日々の生活費の増加」が61.2%とほぼ同水準で続き、「医療や介護の負担」も45.5%にのぼった。
また、近年の金利上昇が家計に「マイナスの影響を与える」と答えた人は25.5%だった。「特に影響はない」が36.4%、「わからない」が26.1%となっている。
73.3%が「親自身の貯蓄で賄ってほしい」
親の葬儀費用を親自身の貯蓄で賄ってほしいと思うか尋ねると、「そう思う」が30.9%、「どちらかと言えばそう思う」が42.4%。合わせて73.3%となり、7割を超えた。
自身の老後資金や日々の生活費への不安を抱えるなか、親の葬儀費用まで自分たちの家計から負担することには、抵抗を感じる人が少なくないようだ。
ところが、「親の貯蓄額や葬儀費用について親と話し合った経験がある」と答えた人は16.4%にとどまり、83.6%は「ない」と回答した。
葬儀費用を抑えるなら「式場の広さ・グレード」
限られた予算で親の葬儀を行う場合、削ってもよいと思うものでは「式場の広さ・グレード」が60.0%で最多。「一般参列者を呼ぶこと」が53.3%、「祭壇のグレード」が47.6%と続いた。
一方、「これだけは削らずにお金をかけたいもの」を尋ねると、「特にない」が61.8%と突出した。「返礼品・香典返しの費用」は7.6%、「祭壇のグレード」は6.4%にとどまっている。
親の葬儀費用は親自身に備えてほしいと考える人が多い一方、その金額について実際に話し合っている家庭は少ない。いざというときに費用負担や葬儀の規模をめぐって迷わないためにも、親が元気なうちから、お金や希望について確認しておくことが一つの備えになりそうだ。
調査は2026年8月4日、親を持つ30~50代の男女330人を対象にインターネットで実施された。





