宇宙人やUFOは、映画やアニメ、都市伝説だけでなく、ニュースやSNSでもたびたび話題になる。では、14~20歳の若者は、その存在をどう捉えているのか。全国の14~20歳の375人を対象にした調査では、70.7%が「宇宙人はいると思う」と回答した。

「宇宙は広いから」という理由に加え、ニュースや動画で見た情報を挙げる声もあった。一方、29.3%の「いない派」は、目撃経験や科学的根拠の不足を理由にしている。これは宇宙人の実在を示すものではなく、若者の認識を尋ねた意識調査だ。若者の価値観や情報との接し方を知る材料の一つとなる。

14~20歳の70.7%が「宇宙人はいると思う」

10代・現役高校生専門の調査会社ワカモノリサーチは、全国の14~20歳の若者を対象に「宇宙人はいると思いますか?」と尋ねるインターネット調査を実施した。

その結果、「思う」と回答した人は70.7%、「思わない」は29.3%だった。

「いる派」は「宇宙は広いから」と回答

「宇宙人はいると思う」とした若者の理由では、「宇宙は広いから」という声が多く寄せられた。

具体的には「広い宇宙に地球だけ生命体があるとは考えられないから」「無数にある星々の中で生まれた生命体が地球上のみに存在するわけはないから」といった回答があり、宇宙の広さや星の数を理由に挙げる人がみられた。

また、「地球人も宇宙人だから」「地球も他の星から見たら宇宙人だから」など、自分たち地球人の存在を起点に考える回答もあった。

ニュースやSNSで見た情報を理由にする声も

テレビやニュース、YouTube、TikTokなどで見た情報を理由に挙げた若者もいる。

「UFOを見たという動画があるから」「アメリカが公開したUFOに関する写真とか見ても居そうだと思う」「米軍がUFOの情報を公開しているから」など、メディアやSNSで接した内容から宇宙人の存在を考える回答が寄せられた。

このほか、「月のクレーターは宇宙人の足跡だと思うから」「俺が宇宙人だから」「いま、うしろにいる」など、冗談とも受け取れる回答もあった。

29.3%の「いない派」は「見たことがない」「証拠がない」

一方、「宇宙人はいると思わない」と回答した29.3%からは、「みたことないから」「会ったことないから」「実際に見たことがないから」といった声が寄せられた。

「いたら観測されてるはずだから」「科学的根拠がないから」「今のところ、具体的な科学的根拠のないことだと思うからです」など、観測や科学的根拠の有無を理由にする回答もあった。

中には、地球外生命体やハビタブルゾーンなどに触れながら、詳しく理由を説明する若者もいた。

このほか、「いたら怖くて嫌だから」「怖いから」「いないと信じたいから」といった感情面からの回答や、「非現実的すぎるから」「人の想像だと思うから」「人々の迷信だから」など、宇宙人をフィクションとして捉える声もみられた。

身近な若者と話す際は、結論だけでなく「なぜそう思うのか」にも目を向け、ニュースやSNSなど情報との接し方を考えるきっかけにしてほしい。

調査概要

調査期間は2026年5月15日~5月30日。調査機関はワカモノリサーチで、全国の14~20歳男女375人を対象にインターネットリサーチを実施した。

出典:ワカモノリサーチ